看護師お仕事事情!転職のタイミングはいつがベスト?

看護師が転職を決意する前に必要なこと

看護師が転職する目的は?

看護師が転職する目的は?

「他の科に転職したいな」「キャリアアップを目指そうかな」と、ふと転職を考えることもあるでしょう。
そんなとき、なんとなく「転職しようかな」という思いつきだけで行動するのは少し危険かもしれません。転職を決意するときには、目的意識をしっかり持っておくことが大切です。もし、目的意識が明確でないまま転職してしまった場合、前職と同じ問題点にぶつかってしまう可能性があります。現状を打開するために行動したはずが意味のないものになってしまうかもしれないのです。
そんな時間の無駄は極力避けたいですよね。
後悔しない転職をするためには、職場環境を変えたいのか、人間関係それとも給与・待遇面なのか、またはキャリアアップを目指したいのかなど、自分の気持ちと向き合って答えを見つけることが重要なポイントです。転職する目的意識を明確にしておくことで、転職後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

看護師が転職を考えるときの悩みは?

看護師が転職を考えるときの悩みは?

看護師のお仕事は、性別問わず目指せる職業です。また、平成時代の30年の間にも看護系の学校が数多く開校され続け、看護教育の場が広がりました。これにより現在では、高等学校、養成所、文科省指定専修学校、短期大学、大学を合わせて1064校が運営されています(※2018年5月時点)。学校数に比例するように看護師の需要は高く、求人数も豊富です。そのため、転職しやすい職種とも言われています。一瞬でも「転職」の2文字が頭にチラついたのであれば、今がその時なのかも。
でも焦りは禁物なので、まずは転職時に気になる悩みを探ってみることからはじめてみましょう。

  • 職場内の人間関係
  • 体力面
  • 勤務形態
  • 他科目への興味
  • キャリアアップ
  • 育児や介護との両立

上記のように、転職を悩む理由は人それぞれ。
人間関係が良好でなければ、仕事にも支障をきたす可能性があるでしょう。さらに、ストレスを抱えてしまうと、私生活にまで影響を及ぼしかねません。体力的な問題も同じです。日勤・夜勤などの交代勤務や長時間労働など、変則的な勤務形態で働くことが辛くなってきた場合にも、健康への影響が心配されます。また、子育てや介護などの家庭の事情で、柔軟なシフト勤務が可能な職場への転職を検討する場合もあるでしょう。逆に、もっと活動の幅を広げたい、キャリアアップを目指したいといったポジティブな理由で転職を考える人もいます。
自分自身が抱えている悩みとしっかり向き合い、その問題点を踏まえて転職するのが望ましいといえるでしょう。

※文部科学省 – 2019年度看護系大学に係る基礎データ
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/098/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2019/05/27/1417062_4_1.pdf

看護師のベストな転職スケジュールの立て方

看護師のベストな転職スケジュールの立て方

転職すると決めたら、まずはゴールまでどのくらいの期間が必要なのかを把握しておくことが大切です。
事前準備や情報収集、必要な書類の作成、応募、面接など多くの工程を一つ一つクリアしなければなりません。そのためには、長くても3カ月の月日が必要です。また、転職が決まったあとの引き継ぎ期間も考えて、自分にはどのくらいの活動期間が必要なのかを計算しておきましょう。
ここでの注意点は一つ。時系列ではなく、「いつから新しい仕事をはじめたいか」という逆算式でスタートしてスケジュールを立てることです。時系列ではじめると、まわりの状況の変化を受けてしまい、計画どおりに進めづらくなってしまいます。逆算して活動することでゴールまでまっすぐに進むことができますよ。
では、一般的なスケジュールの流れの例をみてみましょう。

  • 3カ月後には新しい職場で働いている
  • 退職、引き継ぎ業務を行う
  • 内定をもらう
  • 面接を受ける
  • 応募する
  • 書類を作成する
  • 情報収集する
  • 事前準備に取りかかる

活動スタートから内定までの道のりで3週間~1カ月程度。内定から引き継ぎ、退職までで約1カ月ほどの活動期間を計画しておきます。あくまでもスムーズに活動ができた場合で約2カ月です。どこかしらの時点で時間がかかることを想定して、おおよそ3カ月ほどの活動期間が必要だと考えておくとよいでしょう。しかし、個人差や状況などによっては半年前から準備が必要な場合もあります。自身だけの転職スケジュールを立てるためには、まず逆算式で考えるところからはじめてみましょう。

看護師資格を活かせる転職先とは

看護師資格を活かせる転職先とは

看護師の勤め先としてすぐに頭に浮かぶのは病院やクリニックなどでしょう。
その他にも、看護師としてあらゆる場所でお仕事している人は大勢います。一般的な活躍の場以外に、看護師資格を活かして活躍できるのは以下のようなお仕事です。

  • 産業看護師
  • 企業内の医務室に勤務し、従業員の看護や健康管理などを行う

  • 訪問介護
  • 在宅で治療を行っている患者さんを対象に、定期巡回による看護業務を実施

  • ツアー、イベントナース
  • 旅行ツアーや、レクリエーションなどの大規模なイベントでの救護・看護を担当

  • 治験コーディネーター(CRC)
  • 新薬や治療法などの治験を受ける患者さんの臨床試験をサポート

上記のお仕事は、看護師資格があれば行えるものです。しかし、看護師の中には、少しでも有利になるように他の資格を保有している場合もあります。たとえば、認知症ケア専門士やケアマネージャー、認定看護師、専門看護師、臨床心理士、医療環境管理士など。看護師資格以外の資格を持っていることで、さらに広い分野で活躍することが可能です。
「病院やクリニックとは違う職場環境に興味がある」「他の分野で看護師として活動したい」という目的で転職を考えている場合には、他の資格取得に必要な期間を含めて長期スパンでの転職スケジュールを立てておくとよいでしょう。

看護師の転職に役立つサイト

看護師の転職に役立つサイト

転職スケジュールを立てる前に、まずは看護師向けの転職に役立つ以下のサイトを参考にしてみるのもおすすめです。

ナスコミ

誰もが気になる病院情報や求人情報を全国の看護師たちから集めた口コミサイト。
求人情報や病院・施設などのサイトを覗いてもよくわからないことが多いですよね。その病院で働く姿や自分に合う職場なのかといったイメージが湧かないことで転職に踏み切れずにいる人もいるでしょう。
そんな人のためにあるのがナスコミによる生の看護師の声です。
実際に働いている人の声を聞くことで、転職する前にリアル職場体験ができます。入職後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、必要な情報を集めておくとよいでしょう。

看護師向けの転職サイト

看護師向けの転職サイト

現職の看護師が発信する口コミサイトから情報を集めることの他にも、無料で利用できる職業紹介所や転職エージェントを活用する方法もおすすめです。
看護師のお仕事は需要が高く、求人も豊富なので、転職活動で悩んだときにはいろいろな方法を試してみるとよいでしょう。そこで、おすすめの転職サイトをいくつかピックアップしてご紹介します。

無料職業紹介事業「eナースセンター」

全国に展開されている無料で職業紹介を行っている都道府県ナースセンターです。インターネットを介して全国の看護職の求人情報を公開しています。主に利用しているのは、就職先を探している看護師や看護学校を卒業する予定の学生など。インターネット上で求人の応募から採用まで、センターに行くことなく転職活動が行えます。希望に沿った求人をマッチングするシステムがあるのも魅力ポイントです。

看護師派遣会社「ナイチンゲール」

看護師や保健師、助産師など幅広い看護職の求人を取り扱っている転職情報サイトです。1日だけの単発のお仕事から長期間の求人まで、また日勤・常勤などの勤務形態を重視した求人案件など、さまざまな求人情報を保有。クライアントの数は8,000件超を抱え、看護師人材専門の派遣・紹介会社として、およそ32,000名の登録スタッフをサポートしています(※2017年3月時点)。

看護師エージェント「レバウェル看護」

全国にある12万件以上の事業所から集めた情報をもとに、一人ひとりに合ったお仕事を紹介している転職支援サイトです。サポート経験が豊富なプロのキャリアアドバイザーが親身に対応。一般では公開されていない求人の取り扱いもあり、相談や各種サービスはすべて無料で利用することができます。高給与や高待遇など、希望に沿った求人紹介を叶えてくれる転職サイトです。


上記の他に、全国に構成されているハローワークでも転職活動が行えます。しかし、看護師のお仕事に特化した求人情報が多いわけではないため、幅広い分野から看護職を探す場合には看護師向けの転職サイトを利用したほうがよいかもしれません。また、知人からの紹介という転職方法もあるでしょう。まずは、自分に合った転職活動の道を見つけることからはじめてみませんか?

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